TR ステップTANSOKU 仕様 制作記
身長152cmの女性をロードグライドに・・。
ディーラーで車高を落とし シートを替え ハンドルを変えた。
足付き ライディングポジションはそこそこ体に合うようになった。
しかし・・どうしてもステップの位置が気に入らない。
もう少しステップとブレーキペダル&シフトぺダルが手前にあれば・・。
もっと乗りやすく安心して止まれるようになるのでは・・。
スポのライディングポジションを作ろう!
手に入れたいと考えたのはTRのミッドコントロール。
探しました・・ありません・・。
考えました・・無ければ作る!
そうと決まれば作りましょう♪


この足の位置・・これでも ノーマルよりステップ&ペダル5cm手前になっています。




まずは材料調達。
シフトリンケージ ステンレス板 ボルト&ナット各種
JB製ダイナ用フォアードコントロール



鉄板を切ります。車体と現物あわせで寸法を取ります。
友人の鉄工所で穴あけ 曲げ ナット溶接をします。

とりあえず出来たのが これ。
車体とミッドステップをつなぐステーです。
要らない部分は後から削ります。


ブレーキ側仮組みの図です。
この段階でカアチャンを実際にシートに座らせブーツを履いた状態で現物合せの上ステップの高さを決定し 穴の位置をケガキます。

次はシフト側のステップ位置を決める作業にかかります。
ブレーキ側のステップを基準としてそれと同じ所にステップが来るように
水平器と糸などつかってステーにマーキングします。

ステーの要らない所を削ります。
それと同時にミッドコン本体の不要な部分(干渉したりする部分)を削り落とします。
もともと取り付けできない製品を無理やり合わせるのですから・・辛いところもあります。



削り終えた部品です。

削ったら磨きます。

これはシフトレバーの付け根に付いているシャフト。
左端のギザギザ部分が少し大きいのですこ〜し削ります。
削るための道具(自作)に取り付けた図です。

で・・大体のパーツが出来上がりました。
ステンレスのステーに補強を要れて 組み上げましょう。
組みながらまだ細かい作業が残っています。
シフトリンケージの長さ調整は適当なところで切って溶接します。

最終の組み上げは鉄工所に持ち込んで行います。

自作のステップステーが少し弱く思えるので補強のパーツをあてがいます。



簡単な仮組みをして見ます。
リンケージは真中で切って ワイヤークリップで留めて微調整のあと溶接します。




ライディングポジション
ビフォアー&アフターです。


最終仕上げにブレーキラインの作業が残っていますが・・。
大体このような格好になります。


これから先は乗ってみては手直しの必要があるかもしれません。
納得するまで進化させましょう♪

9月17日 ディーラーへブレーキラインの作業をしてもらうため
走ります・・雨の中を。


このような作業風景でございます。


完成すれば試乗です。
ブレーキの感触の違いに少々戸惑います。

ハイ! カアチャンのライディングポジション!

一応形は出来たものの まだまだ細かい不具合が・・。
といってもウルトラではありません。
ウルトラのブレーキペダルを拝借。TRのものと交換。


ちょっと手術します。
これも カアチャンのため!耐えて頂きます。
ここまでは試作品段階
ここからが本番です。

再度 鉄工所に持ち込んで


フレームに溶接の準備をします。


ステップのステイの土台になる部分を溶接します。

フレームに溶接されたステップのステイの土台になる部分。


ステップステイは厚み16mmの鋼板。
ほぼ出来上がり 仮付けです。


走れる状態まで組み上げて テスト走行してきました。
いい感じです。
乗った感じは『カウルの付いた少し大きめのスポ』です。

走行中発見。
ブレーキラインからオイル漏れ。
後日ディーラーからお迎えが・・。



ディーラーのお迎えが来る前に・・。
ステップステイの塗装をやっちゃいましょう。

で・・最終調整は。
シフトの改良です。
現在の試作品は長いリンケージ2本使っていますが。
絵のような感じのものを作れば短いリンケージ2本(事実上1本の長さ)
で構造的にもかなりシンプルになります。

上からのイメージです。


材料です。
右写真 下のボルトはネジ部分を削り取ってあります。

シフトペダルをライダー方向に向け取り付けると
逆シフトになります。それを正シフトに戻すためのプロペラ(シーソー)


上のプロペラを使って組んで見ました。
よけいな穴があいているように見えますが、シフトのストロークを
調整するためあえて二つあけてあります。
結局上の穴が良いようです。

ブレーキ側です。


一応これで『短即仕様 スポポジション ロードグライド』は完成しました。
今後は オーナーの意見で細かい仕様変更はあると思います。
随時報告したいと思います。
ご意見など寄せて頂きましたバイク仲間の方々に感謝いたします。

ここからは おまけ 篇

シフトペグのシャフトに耐圧ホースをかぶせていました。(ある意味手抜きです)

シフトペグをアルミで作り直す。

シフトペグを作るため材料を取った残骸です。
元はフットペグ(曲がらない。じか付けタイプ)でした。

もったいないので 削り加工して
パッセンジャーフットペグを作成。

シーソーの部分に遊びを持たせてあるのですが(エンジンの揺れを逃がすために)
その揺れが多少大きく感じるので スプリングを使って
押さえる構造にする。
エンジンの揺れに伴うシーソーの揺れはほどほどに収まったように見えます。
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